silossowski

こんにちはシロソウスキー

半夏生の会二周年を迎えました

短歌サークル的な感じで活動している半夏生の会です。

半夏生の会では、定例で毎月一回のオンライン歌会を行っており、さらにプラスアルファでリアルでの歌会や勉強会みたいな感じで活動をしています。会のバイオグラフィーとしては、2017年7月にあまなつさんとわたしで結成された会で、その後会員を集めつつ現在に至っています。たぶん会員十数人ぐらいいると思います。なんだかんだでよく続いていると思います。この度、会は二周年を迎えましたので、その記念行事を行いました。

二周年行事の内容としては、「年間大賞」と題して、ここ一年間にオンライン歌会に出て高得点だった作品を抜き出して、各参加者ごとに票を入れつつ議論を行い、年間の最優秀作品を決めようという趣旨のものです。ちなみに昨年の一周年記念行事も同じ内容で行いました。
昨年の様子です↓silossowski.hatenablog.com

自分たちだけで議論しても、あまり新しい意見が出づらい部分があろうというのもありますので、今年はゲスト選者として、『光と私語』(いぬのせなか座 刊)を上梓された𠮷田恭大さんに選評をお願いしました。たまたま縁があってお願いさせていただきましたが、本当にすごいことだと思います。ビビっています。快くお引き受けいただき、本当にありがとうございました。

また、今回の二周年行事については、オープンに誰でもご参加くださいという感じで参加者を募集したのですが、短歌人会「高瀬賞」を7月に受賞された、歌人の姉野もねさんが参加してくださいました。本当にすごい。ありがとうございます。

そして内側の話なのですが、いつも歌会やイベントなどを行う際は、いつもわたしが計画からセッティングから幹事から全部ひとりでやっていたのだけど、今回はメンバーの鯨井蛍に幹事をお願いして、わたしは資料準備や当日の司会進行のみを行うようなかたちで進めていきました。

自分ひとりで全部やるのがだるくなってきたのと、一応なんとなく自分が会の代表というか運営になっているのだけど、指導者という立場でもないので、あんまり頑張ってあれこれやって権威みたいなのが発生するのよくないよな~と思っていたのと、あと自分がいつ消えても会は残って回っていく状態にしたいみたいな思いがあったんですよね。それに、自分以外のメンバーが各々企画していけば、自分ひとりだけだとどうしても早々に限界がきてしまう会の活動にも、より広がりが出るだろうと期待しています。

それで今回は鯨井蛍にお願いしました。鯨井蛍も厭わずやってくれたような感じがあってありがとうございます。 鯨井蛍、できるヤツ。

今回は𠮷田恭大さんとのやりとりも鯨井蛍にお願いして、自分はとくに何もしなかったのですが、この場を借りて(?)わたしからも𠮷田さんに御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

そして、当日の進行としては、票の取りまとめとかに時間かかりすぎちゃったりして、本編が少し駆け足になったりした。というような課題はあったのだけれど、いい感じで議論もできて、特に今回参加してくださった姉野さんには、ふだん「半夏生の会」のなかではなかなか出ないような意見ももらったりして、本当に実りのある内容になったと思います。

その結果、年間大賞はわたしの〈気がつけば足のつかないところまで流されていて挙式はグアム〉という作品に決定し、賞品のボールペンをゲットしました。ちなみに、この賞品を用意したのは自分なので、自分で買って自分で使うみたいな状態になりましたけど、そういうことじゃなくて心がこもっているからネ。問題ないんだ。

3年目に突入する会の今後の方向性としては、より対外的な活動をしていきたいというところです。

現状はネットプリントや同人誌みたいなものを出しておらず、歌会も未発表扱いでクローズドに行われているものなので、外部からは存在や活動実態が一切見えてこず、不可視の会という感じになっているのですが、それをきちんと外に向けて発信していくこともやりたいと思っています。これも自分ひとりじゃなかなかそこまで手が回らないというのがあったりするので、みんなで協力してやっていきたいところです。

そして課題みたいなものも今回の行事を通して見えてきたように思えて、まずは短歌の集まりとしては珍しく(?)メンバーほとんどが男なんですよね。で、男ばかりで集まってもべつに問題ないとは思うのだけれど、どうしても男というジェンダーロールを与えられた人間ばかりが集まると、価値観が偏ってしまうというか、見落としてしまうところは出てきそうというか、今回年間大賞になったわたしのグアムの作品にしても、今回姉野さんから意見をいただいてハッとした部分があって、わりと男目線が強い歌だったなと思うのと、これまで、それを指摘する人が誰もいなかったんですよね。

じゃあメンバーに女性を増やします! なんて言ったらそれこそジェンダーにとらわれているようなものなので、それは違うんだけど、会のメンバーがある程度固定されてくると、会としての価値観が肩こりみたいに重たくなってくるところは絶対にあるだろうから、そのへんは意識してほぐしていって、客観性を持ちつつやっていくべきであろうなあ。って思いました。

で、自分個人としての課題でいうと、わたしは投稿欄に送るぐらいしかオープンな短歌活動してなくて、あとはクローズドなものばかりだったりして、シロソウスキーの短歌が読める場所っていうのが基本的に存在しないんですよね。

自分みたいなニワカものが作品を発表するなどおこがましい、レベルが伴わない、というような思いもあったりするし、ふだんツイッターとかで短歌の話をする機会こそ増えているけど、「短歌やってます」みたいにプロフィールに書くとか、表明することって基本的にしてないというのがあるんです。

でもそれが結果的に不親切になっているのが現状だったりするので、そのへんはある程度きちんとすべきだろうと思ったりしました。先日ガルマン歌会後の懇親会の際に、その日出席していた平出奔さんに「シロソウスキーさんはこれまでずっと謎の人物だった」と言われたのだけど、本当にそうだなと思いました。なにやってる人なのかまじでわかんないな。

自分としては自分自身が楽しいことと、あとストレスにならないことを最優先にしているし、会としても基本的にその方針でいきたい感じなんだけど、なんだけど。という迷いはある。まあ、やっていけば自ずと答えは出てくるでしょう。

じゃあ三年目もよろしくお願いします。

我慢すること

もともと自分はなんでも我慢してしまうほうというか、根がマゾみたいなところがあって、たとえば幼少期とか少年期とか、冬でも半ズボンだったりとか、夏には、家の前に駐車してある直射日光当たりまくりの自動車の車内に入って1時間とかずっと過ごして汗だるまになってみたりとか、風呂に二週間ぐらい入らずにいてみたりとか、そういうことを無意味にやっていたんです。

で、ある程度の年齢になってからも、必要な物もできるだけ買わずに我慢するだとか、体調悪くなるまで食事をとらないでいてみたりとか、オナ禁を数ヶ月単位でやってみたりとか、そういうことを苦行兼節制・節約みたいな感じでやってしまいがちだったんだけど、その中でも「エアコンをできるだけ使わない」みたいなのがあり、これは(自分に限らず)みなさんもやったりすると思うんだけど、去年(2018年)の夏は本当に暑かった! ので、エアコンわりと普通に使うようになりました。

で、エアコン使ってみると、よく眠れていいですね。いままで夏になると不眠に悩まされていたんだけど、暑くて寝付けないというか、暑いと眠りが浅くなるというか、冬になると深く眠れるということに去年初めて気づいたので、気温が低いと深く眠れるんだろうなと思います。みなさんは知っていましたか。

たぶん年齢的なものだろうけどわりと体力落ちてきて、エアコン我慢すると電気代は安くなったりするんだけど、眠りが浅くなったり、なんかほうれい線が深くなったり、肌が土気色になったりとかして、毎日だるいし、余計にコストがかかる…だけだったらまだいいんだけど、熱中症で生命に関わってくると本当にきついというか、それで救急や医療機関にかかったりしたらお金も減るし、いったん体調悪くすると、なんらかの不可逆的な体質の変化というか、体力ゲージのマックスが減ったりとかして、最終的にファイナルファイト GUYの一番最初の敵みたいな、ああいう感じの体力ゲージなったりしたら嫌ですよね。

龍虎の拳のボーナスステージにある「超必殺技伝授」の覇王翔吼拳を、なんか的(まと)みたいなのに当てるじゃないですか。そこに「ノルマ ○回」みたいな、覇王翔吼拳の残り回数が表示されるんだけど、小学生のころのわたしはあの木の的が「ノルマ」という名前だと思っていました。

こういう勘違いは他にもあって、マジカル頭脳パワーで回答者が正解を言うと、口元に「ナイショ」という文字が出て、声にピー音的なものが乗っかるのだけど、あの「ナイショ」っていうは内緒ではなく、ナイスショットの略(正解なのでそれに対する賞賛として「ナイスショット」と言っている)と思っていました。

それで、これもやはりとても暑かった去年の夏からなのだけど、コンビニで麦茶とかスポーツドリンクだとか、そういう水分を我慢せず、お金を気にせずに買うようになりました。やはりこれもエアコンを使うようになった理由と同じなのだけど、熱中症に倒れるよりも、小銭で飲み物をサクッと買ったほうが最終的なコストが抑えられるからに他ならないことに気づいたからなんですよね。

もちろん水道水飲んだり、麦茶沸かしたりして飲んだほうが安くは済むのだけど、そういうことをやったり考えたりするコストをかけないのもやはり「お金で時間を買う」という感じだ。(ここで一応言っておくと、このような「エアコンを我慢しない」とか、「飲み物を我慢せず買う」といったものは、やはりそれはそれだけの金銭的余裕があってできるものであって、きょう食べるものにも困るだとか、家賃を払えるかどうかの瀬戸際にいたりとかすると、そうはいかない行動なので、自分が一段高いところからこの話をしている自覚はあります。わたしもある程度貯金ができて、金銭的・精神的な余裕が出てきたのだろう。いやな大人になったものだ。あとわたしは計算が極端に苦手なので、どうしても「できるだけお金を使わないようにする」という資産運用しかできない部分がある。長い目で見たときの総支出とかをあまり考えられないし、資産運用みたいなことも本当に像が掴めないでいる。ので、どうしてもシブい生活しちゃうんですよね。)

老人とか、けっこう暖房をガンガン使うよなと思ったけど、あれはああしないとやっぱ病気になったり生命に関わったりするからしょうがないんだよなとやっと理解できるようになりましたし、最近のわたしの我慢でいうと、髪を伸ばし続けている*1ことが一番の我慢なのかもしれない。だって、洗うのも乾かすのもすごく時間がかかるし、朝起きてシャワーするだけで夕方になったりする。ジャーン!(オワリ!)

*1:いま、へそのあたりまで髪の長さあります

おにぎり騒動

ツイッターではたまにぼやいているのだけど、仕事場の近くのコンビニがおにぎりの品揃えわるくて困っています。

ああいうのって本部的にOKなのか? と疑問に思うけど、それは店舗ごとのオーナーないし店長に委ねられているのだろうか。いつもツナマヨと和風ツナマヨと数種類しか置いてなくて、わたしはツナマヨ好きくないので、困っていますっていうか、ツナマヨ好きな人でもあんなにツナマヨしか置いてなかったら飽きるでしょう。どうなんですか。わたしは梅おにぎりをよく買うのですが、(ド定番であるはずの)梅ですら置いてないことあるんですよね。(そしてこれも定番であろう)昆布も梅よりもさらにレアで、たまにしか置いてない。ふざけてんのか。

ごめん言いすぎました。でも、安くておいしい焼きサバのおにぎりとかはいつも置いててほしいのだけど、ほぼまったく置かないし(たまーに置いてあるときの出現条件が謎だ)、本当に選べないので悲しいし、いつもチルド棚がスッカスカでおかしくないか?ってなってます。お昼とか、本来なら棚が充実してそうな時間帯でもこれなんですよ。

同じチェーンの別の店に行くと、「エッ! おにぎりこんなに種類あるの!?(お花畑じゃん!)」となります。仕事場の近くのコンビニがおにぎりの品揃えわるすぎるせいで。

でも、仕事場の近くに桜の名所があって、開花時期はたくさんの花見客でごった返すのですが、そのとき、おにぎりの種類、充実した。「やればできるじゃん!」という家庭教師みたいな気持ちと、桜が散ってしまったときの悲しみを想像して、そういう気持ちになったのだけど、実際には桜が散る前にまた元通りツナマヨと和風ツナマヨしかおいてない状態に戻りました。春なめてんのか!? 四季があるんだぞ。東京とか日本にはさ。

業務スーパーで、たまたま「あきたこまち」がセールになってたので買ってみたのだけど、これを炊いて食べてみたら本当にうまい

業務スーパーで、たまたま「あきたこまち」がセールになってたので買ってみたのだけど、これを炊いて食べてみたら本当にうまい。

あきたこまち買う前は、埼玉県産の「彩のかがやき」って品種を買って食べてみて、水を少し多めにして炊くとそこそこおいしいのだけど、水加減が難しかったのと、炊きたてはおいしいのだけど、ぬるくなったり、時間が経つとすぐイマイチな味とにおいになること。ていうか「すごくおいしい!」というほどのうまさではなく、価格的に有名ブランド米よりは多少安いかもしれないけど、すごく安いわけでもなかったので、これといった感動がなかった。

でも、これは米がわるいのではなく、うちにある炊飯器がイマイチなせいで、もう一つおいしく炊きあがらないと理解していた。
いぜん同居人がいたころに、同居人が持ってたちょっと高級ぽい炊飯器で炊いたときは、安いコメ(北海道米です。でもさいきん値上がりしたよね)でもふつうにおいしく、「これで十分だよね、おいしいよね」と言いあって食べていた。

そもそも彩のかがやきを買おうと思ったのは、それ以前に業務スーパーで一番安いブレンド米を買って食べてみたところ、これが破壊的なまずさだったからなのだった。

まずなんか、米洗ってて粒が割れまくる。炊きあがりがくさい。そしてなんか全体的にモチみたいなダマになるというか、ネチョネチョしてる。ごはんがしゃもじを全力で拒否している。味もなんか終わっている。

ごはんがまずいと、どんなおかずを持ってきても終わってしまうし、それが5キロもあるのだからやるせない。ダンゴみたいになってるごはんをモソモソと食べ続ける。動物園におにぎりつくって持っていって食べたときも、ウキウキ気分だったけれど安定しておいしくなく、「あー、家で炊いた安いコメだな~」と思いながら食べた。
思えば大学の学食の米が信じられないまずさで、こんなコメどこに売ってるんだと当時から思ってたら、業務スーパーにありました。生きるもんだな。

おいしいあきたこまちの話なのだけど、まず炊きたてを食べてみて、「あれっ、うまい…!」となって、「水加減がよかったのか?炊きたてだから?」とか考えながら食べてた。そんで、そのあといろいろ用事があって家を空けたりしたので、炊きあがりから炊飯器で保温したまま24時間以上経ってしまって、「しまったな…。これはまた味が落ちちゃってるぞ…」と思って食べたら、ぜんぜんうまさは変わらないし、それにいやな匂いも全くしなくて、炊きたてのときと遜色なかった。

「あ、これコメの品種が変わったせいだ…」気づきました。

すごい!

短歌やっていくぞになっている人に向けてのやつ

先日ガルマン歌会200回記念いっしょに行った、あまなつさん、Dr.エスペランザ(鯨井蛍)、おいしいピーマンの3人とも、すごく「短歌やっていくぞ!」になったのでうれしくて、この熱が冷めないうちに、なにか(歌会や読書会・批評会など)イベントを立てたいと思っています。以下3人に向けて。

おいしいピーマンが「歌集いっぱい読んでいこうと思う」と言っていたのに対して、「歌集は一冊がけっこう高いから、図書館活用しないといっぱいは読めないですよ」と返したら、「図書館は返しに行くのが…」と言われてウームになったのだけど、書肆侃侃房から出ている歌集はAmazonUnlimitedで読めるものが多いので、とりあえずはAmazonUnlimitedをおすすめしておきます。
https://www.amazon.co.jp/s/s/ref=sr_nr_p_n_srvg_2374648051_2?fst=as%3Aoff&rh=i%3Aaps%2Ck%3A%E6%9B%B8%E8%82%86%E4%BE%83%E4%BE%83%E6%88%BF%2Cp_n_srvg_2374648051%3A2450763051&keywords=%E6%9B%B8%E8%82%86%E4%BE%83%E4%BE%83%E6%88%BF&ie=UTF8&qid=1551756273&rnid=2374648051

もちろん本は買い支えていかなければいけないのだけど、どうしても自由になるお金には限りがある。そして歌集は少部数のものが多いので、書店の詩歌の棚だと、どうしても発見しづらくなる本というのが出てくる。なのでやはり図書館などを利用すべきという感じになってくる。
(そしてそのうえで、最新の歌集や重版されている歌集を書店へと見にいくという行動が生ずる。もちろんわたしもよく紀伊國屋書店に行って、新しい良さそうな歌集を見ては買っている。)

「とりあえず入門書を3冊読んでみる」という話があり、自分としては、

をおすすめしたい。(わたしもそんなに多くの入門本読んでないのであれなんだけど)

『うたびとの日々』は入門本というよりはエッセイなんだけど、いろんな歌の魅力に触れつつ、生活のなかでの短歌との距離感というか付き合い方が見えてくる感じがあっていいと思う。

あと歌集としては、単行本ではなくアンソロ本を買うというのも、短歌版のPUNK O'RAMAっていうか、比較的安価にいろんな歌人の作品に触れることができて、どんどんいろんな歌集を読んでみたくなるきっかけにもなるしいいと思う。定番だけど、

  • 桜前線開架宣言
  • 短歌タイムカプセル

をおすすめしたい。

ただアンソロ本はボリュームが結構あるので、読み切るまでにわりと根気が必要みたいな感じは正直あり、最初に歌集を選ぶかアンソロ本を選ぶかは、各人の読書力に合わせるといいと思う。

あとわたしの持ってる歌集とか短歌関連本なら貸し出すことができるので言ってほしい。借りパクは悲しいのでちゃんと返すという条件付きだけども…。

短歌20首連作  日高屋でラ・餃・チャセットをはじめて食べました

日高屋でラ・餃・チャセットをはじめて食べました
シロソウスキー


理科室のように静かな日高屋でラーメンを待つ気まずいふたり

っていう、短歌を作りダメ出しを食らった。しかも日高屋さんで

「その通りだよな」と思うことばかり言われてお地蔵様になりそう

意識だけメニューに移す。だがしかし優柔不断で決まらないんだ

決断をできないことは昔から。可能性だけ無限に残す

セックスと同じぐらいに恥ずかしい「ラ・餃・チャセット」声にするのは

声にするのは恥ずかしい。けどスッと復唱される「ラ・餃・チャセット」

おずおずとモリモリサービス券を出すわたしをきれいにさばく店員

味玉が半額になる。ならそれをくださいと言う その日の天使

大盛りにできないラ・餃・チャ そのような頑固ささえも愛だと思う

中野区にふたつしかない日高屋はサンモール店・沼袋店

大宮は日高屋ばかりあちこちにあって立ち飲み業態もある

日高屋は関東圏にしかなくて、話題を共有するとき注意

中華屋のなかではわりとオーダーが出るのが遅いほうだ 水飲む

グリーンの模様がすごい。食欲を減退させる皿だと思う

はじめてのラ・餃・チャセット食べてみる もう戻れない知らない頃に

はじめてのラ・餃・チャセット食べおわる 積み重なっていくね 東京

いろいろな意見があれどわたくしはわりとおいしい店だと思う

日高屋の使い方にも男気があふれるような人になりたい

ふたりなら二枚もらえてすばらしい。モリモリサービス券を受け取る

2018年よかったもの

わたしも(多くのブロガーがやるように)2018年よかったものを振り返ってみたいと思います。

山川藍『いらっしゃい』

欲しい歌集いっぱい出て、これはさすがにぜんぶは買いきれないな。一冊2000円ぐらいするし。歌集ってこんなに頻繁に出るものなのか。などと思っていたら、2018年は歌集の当たり年だったと誰か歌人ツイッターだったか言っていたような気がするので、実際2018年は魅力的な歌集がいっぱい出た年だったぽいようです。

わたしも買ったり図書館で借りたりできる範囲で読んだんだけど、2018年のベスト歌集は山川藍の『いらっしゃい』だったなあと思います。良すぎて人に買い与えたりしました。

とにかくパワーがあるというか、結句でドカンと来るというか、まず一読してただただおもしろいし、職場について詠まれた作品などは、共感できる人も多いのではないでしょうか(共感が短歌の良さの全てではないですが)。読めば読むほど批評性もあるかと思います。 一部の作品を引用します。

なんだあのカップル十五分もおる「あーん」じゃないよ あとで真似しよ
火葬場へ向かう猫入りダンボール「糸こんにゃく」とあり声に出す
「天国に行くよと兄が猫に言う」 無職は本当に黙ってて

ちなみにこの歌集を買うきっかけになったのは、歌人のユキノ進さんの書評を読んだことだったのですが、ユキノ進さんにちょうど昨日参加した歌会の際にお会いできて、いろいろお話できたので、とてもよかったです。ちなみにこの書評記事では昨年の「よかったもの」で取りあげた歌集、虫武一俊の『羽虫群』も取りあげられていますね。

withnews.jp

ちなみにこの『いらっしゃい』に出てくる「無職の兄」もツイッターで見たことある人だったので、驚きがありました。

良い話。

クラフトビール

クラフトビールにハマりました。

クラフトビールそのものは以前から好きではあったのだけれど、たまにいいビール屋さんに行って飲むぐらいのものだったのですが、缶のクラフトビールもいいもんだなあと思いつつ、たまに買って飲むようになりました。

まれに特売のとき、一本200円ぐらいで売られていることがあるので、「つぎ200円ぐらいで売られているのを見たときは、ぜったい1ケース買おう。ためらいもなく買おう。」と思っていたら、Amazonにまじですごい安さでクラフトビールが売られていて吃驚しました。1ケース3600円でした。一本換算しても150円。発泡酒並みの値段じゃないのよ。オラホビールっていう長野県の蔵(「蔵」でいいのかな)が醸造している「スラッシュラガー」というビールでした。おそらく在庫処分的に投げ売りしていたのでしょう。

で、実際届いて飲んでみたら、うまいのなんの。強い苦味と、少しもくどくないのどごし。鼻に抜ける森林のような爽やかな香り。仕事が終わると、寄り道せずに家までまっすぐ帰り、スラッシュラガーを飲むのが楽しみなりました。生活が豊かになるって、こういうことだったんだなと思いました。

さすがに3600円で売られている機会はそうそうないのですが、それでもAmazonを見ていると、やはりたまにセール価格1ケース5000円程度で売られていることがチョコチョコあるので、見つけては買うようになりました。

家にうまいビールが常備されている生活、正解です。

水府自慢10号 純米

わりと近所に「味のマチダヤ」っていう(美味しんぼとかにも出たことがある)有名な酒店があることが判明し、よく買いに行くようになっています。マチダヤでは、それこそプレミア価格で出回っているような酒や焼酎などが定価で扱われており、ごきげんです。

そこで買ってみた水府自慢10号 純米がわたしのなかのベストヒットとなりました。

わたしは辛口の酒より、中口でうまみがある、酸味が強すぎず甘みもくどくない、バランスのいい味が好きなのですが、水府自慢は本当にバランスが良く、酸味もきつくなくて、とにかくうまい。「いい酒は水に似る」などと言いますが、それを実感させられる仕上がりでスルスルと飲めてしまいます。

購入時はレジの人に「ぜひ燗でも飲んでみてください」と言われたのだけど、うますぎて燗つける時間待てずに冷たい状態で飲んでしまう…。燗にして飲んだこともあって、やっぱうまいのだけども…。

価格も一升2400円ぐらいで、価格と味の比で考えると、本当に超絶やばいコストパフォーマンスだと思います(コストパフォーマンスということばはキライなのだけど、それでも)。ギリギリ日常酒として扱える価格だ。

さいきんはシーズンオフなのか品切れが続いているようだけど、また飲みたい。

ちろり & 電気ケトル

ちろりを買いました。酒燗器です。

とくにこだわりはなくて、そのときAmazonで最安だったアルミ製のものを買いまして、湯を沸かした電気ケトルに酒を入れたちろりを入れておくだけで、燗酒ができます。便利ですね。

それに、(先ほど挙げたような水府自慢だとか、マチダヤで買うような)いい酒をレンジで温めるのも抵抗あるんですよね。過剰に温まりすぎることも少なくないし、味が悪くなりそう。白鶴まるとか菊正ピンとか清州城信長 鬼ころし とかならべつにレンジでいいけども。

ちろりがでんきぽっとにつっこまれている
ちろりがでんきぽっとにつっこまれている

本当に熱伝導がよくて、「えっ、湯につけてただけでこんな温まるの!????」みたいになります。Amazonのレビューには、淹れたてで熱いコーヒーを氷入れたボウルにセットしたちろりに入れて、冷やしコーヒーにして飲んでいるという人もいました。なるほど。

これで飲酒ライフが豊かになったというわけですが、飲酒は味を楽しんでやるべきで、アル中になると、酔えれば何でもいいという感じで、トップバリュの甲類焼酎とかに走ったりしますが(していましたが)、やはりこうやって楽しんで丁寧に味わうことで、アル中から遠ざかることができるというものです。生活が丁寧になっていく。丁寧 丁寧。丁寧。

Amazon CAPTCHA

小さいボトルの醤油

いままで業務スーパーやら西友でいちばん安くて容量のある醤油ばかり買っていたのですが、一人暮らしだとどうしても消費するスピードが遅くて、味が劣化してしまうのが悩みの種だったのです。

そこで、容量の小さい醤油買えばいいんじゃね?????? みたいな気づきを得て、そのようにしました。

西友のしょうゆ売り場を改めて見てみると、本当にいろんな種類のしょうゆが売ってあります。いままでいちばん安いやつしか見てなかったから、本当に気づいてなかった。

昆布入り、火入れ、フレッシュなどよくわかんないけどいろいろとあり、お花畑という感じで、選ぶのも楽しいのですが、その中からとくにうまそうさが強いラベルのものを選び買いまして、いい感じです。冬はお鍋つくるときのだし汁を作るのにしょうゆを使うのもあり、減りが思ったよりもはやい。

キッコーマン超特選極旨しょうゆ

今後は九州の甘い醤油も買ってみたいですね。

プラカップにネギ入れとく

刻んだねぎをどうやって保存するかという問題があり、いぜんはナイロン袋に入れていたのですが、刻んだねぎみたいな細かいものの保管にはどうも向いていないような感じがしていて、ならばタッパーに入れておけばいいのかと思ったけど、ねぎ入れてたタッパー洗うのだるいな。におい移りそうだし。と思っていたところ、ピクニックとかで使うプラカップに入れて保管すればいいんじゃね? 使い終わったらそのまま捨てられるし。と思ったのでそのようにしました。

ねぎ

とはいえプラカップは容量そこまででかくないので、家族とかの場合は対応しづらいかもしれませんが、まあ容器捨てられる前提で運用できるのはいい。

でかいバンスクリップ

前提として、わたしは髪が長いです。みぞおちぐらいまで髪あります。

温泉行こうとなったときに、髪をまとめてないと、湯船に髪がついて、相撲取りが稽古の後に行水しているときみたいな感じになって、見苦しいです(フワーッて髪が湯船で広がるんですよね。なんか死体ぽくてきもい)。

で、でかいバンスクリップ買ってみたんだけど、これがまじで便利。 洗顔するときとか、髪をまとめて留めておけば邪魔にならない。ヘアゴムとかシュシュで留めるよりも頭皮にストレスがなくて、頭痛くなったりしない。

なんか謎の100円ショップで買ったでかいバンスクリップ

バンスクリップはでかければでかいほど良く、100円ショップとかでも、いい感じのでかさのバンスクリップが置かれているとは限らず、いま愛用しているものは、なんかあんまり見ないチェーンで売ってあるものを買ったので、また買い直したり、人に勧めたりするときにむずかしいかもしれない。


よかったものは以上です。来年はもっといい年にしような。