silossowski

こんにちはシロソウスキー

半夏生の会一周年しました

去年の7月にひっそりとはじめた短歌サークル、「半夏生の会」が一周年を迎えました。

あまなつさんの、「なにか創作活動したいですね」という話に、「短歌なら自分もやりますけど、どうですか」みたいな返答をしたところから始まったサークルです。

当初は、ふたりでお互いの短歌を鑑賞し合う会といった感じでしたが、次第にメンバーを増やしていって、いまに至ります。あまなつさんとわたし以外に、戸塚こだま氏、Dr.エスペランザ氏、柾木氏、そして最近になっておいしいピーマン氏が参加してくれた感じです。

半夏生の会」という名前は、半夏生の日(7/2ごろ)に結成されたことに由来するものですが、初見では読み方がわからなかったり、なんだかピンとこない名前だなと思ったりもして、微妙だな〜と思うこともなくはなかったりしたけれども、だんだん慣れてきたし、結成した日をどうしたって忘れないのがいいですね。ともかくも一周年を迎えたので、記念として集会をしました。

各位に「一周年の会をやりませんか」と声をかけた時点では、適当に飲み会でもやればいいかと思っていたのだけど、「せっかくだから年間大賞を決めましょう!」みたいな提案を受けて、たしかにそれもよさそうだななど思いつつ、そのような会になりました。


歌会は通常、オンライン開催となっているのですが、たまにリアル開催をすることもあります。

前回は2017年の10月にリアル回を発生させ、(ちなみに開催日の前日にわたしのツイッターアカウントは凍結されたのですが)その際は新宿の珈琲西武の個室にて行いました。どしゃぶりの雨の日でした。

珈琲西武は4人個室や6人個室など、小さな部屋もあるうえに、店内の様子もレトロでかっこいいし、名物メロンパフェもたいへん大きくて居心地のいい空間です。個室は多少大きな声を出しても問題ないし、歌会のような長時間居座るような場合でも後ろめたさを感じないし、各々の発言も聞き取りやすいし、喫煙者がいる場合なども、周囲に気兼ねなく煙草を吸えるのがいいところです。部屋代こそ少しかかりますが、とてもいいです。オフ会などの利用でも是非みなさまにオススメしたいです。

で、今回も珈琲西武の個室を取ろうと思ったのですが、予約電話を入れたところ、その日は満室とのことで、「うわー、やべえどうしよう」みたいになりつつ、ルノアールの個室なら取れたので、そちらで開催することになりました。

しかしルノアールの個室は12人収容の大きなものとなっており、その時点では参加者が全員きちんと集まったとしても6人しかいない。部屋が大きくあまるうえに、部屋代の割り勘も負担がでかくなってくる…。

そこで見学参加者をtwiplaで募ることにしました。開催当日まで部屋を持て余さないかと不安だったのだけど、怪我の功名というか、最終的には3人が見学として来てくれて、たいへんうれしかったし、「広い部屋でよかった!」となりました。

見学者3人のうち2人は、参加者各位と本当に面識のない「はじめまして」の方で、これは快挙という感じです。


半夏生の会は、いずれも結社や大学短歌会に属したこともない、巷の歌会にも参加したことのない、本当の素人が集まっては作品を発表して、批評しあう会となっています(そういう縛りがあるわけではなく、現時点ではそのようになっています)

今回の年会大賞を選定するうえで、やはりきちんと歌人の方の意見も欲しいということで、工藤吉生さんの「短歌読み屋」を利用させていただきました。

以前から利用してみたいとは思っていて、前回のリアル会のときも評をいただこうかと思っていたのですが、ちょうどそのタイミングでわたしのツイッターアカウントが凍結されてDMが送れなくなり、見送ったみたいな経緯があります。

今回の一周年会当日まで、工藤さんに選評をいただいていることは、参加者各位に秘密にしておいたのですが、当日に「歌人の工藤吉生さんから選評をいただいています」と発表したときは、「おおっ」と良い反応でした(この時点では、まだ短歌研究新人賞は発表されていませんでしたが、後日工藤吉生さんの受賞が発表され、さらに「おおっ」がありました)

そして評の内容についても、「こんな読み方があるのか」といった驚きがあり、より議論に広がりが出て、たいへん白熱しましたし、良かったです。


ルノアールの個室は3時間取っており、時間が余るかもしれないなと思っていましたが、結局時間いっぱいを使いつつ、大賞・次席・佳作と三賞を決定して、お開きとなりました。

ちなみに、大賞 シロソウスキー、次席 シロソウスキー、佳作 戸塚こだま氏となりました。なんか手前味噌ですまん。


そのあとは懇親会ということで、中華料理屋で飲んで、焼鳥屋で飲んで、ハブで飲んで、解散となりました。ずいぶんハシゴしてるな。

わたし個人としては、開催までなにかと不安だったりしたので、打ち上げ的にけっこうグイグイ飲みましたが、さいごのハブの時点でもまだ当日用意したレジュメを参照しながら短歌の話をする程度にはハッキリしていて、いい感じでした。


さて、今回見学でご参加いただいた各位にも、「気が向いたら作品送ってくださいね」的に声をかけつつ、実際に投稿をいただいたりとかしています。

開始初年度については、まだ手探りなところも多くあり、ひっそりと、あまり広げることなくやっていましたが、そろそろ少しづつ参加者を募ってもいい頃かなと思っているところです。

もしよろしければ、あなたの作品をお送りください。


締切は毎月15日、わたしのツイッターにDMでご投稿ください。LINEでもOKです。
(DMはフォロー外からも送れるようになっています)

歌会の内容や作品は、基本的に参加者以外非公開とさせていただきますので、歌壇投稿を前にこの場に出して反応を見るとかいうような使い方もできます。

よろしくおねがいします。