焼鳥のタレ 最高!
つい最近までお花見シーズンでしたが、わたしもお花見に誘われ、お花見スポットまでお花見をしに行きました。
お花見にはやはり食べ物と酒はつきもので、わたしは食べ物を作りたかったので、食べ物を作り、お花見に持っていくことにしました。
まずはソーセージで、業務スーパーでお徳用のソーセージ1kgを買ってきて、これを茹でます。
大量のソーセージを茹でるというのは、なかなか気持ちの良いもので、年に1回はやっておきたいなと思う行動です。
グラグラと煮立つ鍋の中を泳ぐ無数のソーセージたちを見ていると、なんとも言えない征服感というか、理科の実験みたいというか、とにかくワクワクした気持ちになります。
煮立った鍋を火からはずし、ザルにザバーッ!とあけます。
ホカホカと湯気をあげる大量の、ソーセージ!
みなさまにも、レジャーとしての「ソーセージ茹で」をご提案いたします。
ソーセージをパックに詰めたら、こんどはヤキトリです。 お花見といえばヤキトリです。
ヤキトリとは言っても、鶏肉でやろうとすると、カットしたり串を打ったりするのは手間なことだし、鶏肉自体もけして安くはないので、ここは業務スーパーの業務用冷凍肉団子を買ってきます。 業務用冷凍肉団子は500g入って168円なので、とても安くておすすめです。
これを解凍して、やはり串を打つのですが、
鶏肉に比べると串打ちも全然難しくないし、好都合です。
串に打つと、業務用冷凍肉団子は完全に「つくね」の顔をしはじめます。好都合です。
業務用冷凍肉団子はそのまま食べても、それなりに味がついているので悪くはないのですが、タレ味にしたいと思いました。 濃い目の味がついていると、お酒と合うし、タレ味にしたいと思いました。
焼鳥のタレを買った
そこでヤキトリのタレを買おうと思い、ほど近い肉屋に行ってみました。 この肉屋では店頭でヤキトリを売っており、そのタレも40円で販売しています。 40円は安いし、お肉屋さんのヤキトリの味を再現できていいと思いました。
しかし、(こういうことは起こりがちなのだけど)なぜかその日はちょうど臨時休業しており、ヤキトリのタレを買うことができませんでした。 いままで臨時休業しているのなんか、見たことなかったのだけど…。
仕方がないのでスーパーに行き、焼肉のタレとかが置いてあるようなあたりの棚を探しました。
ありました。エバラ焼鳥のタレ。178円。
今回はこちらを採用することにしました。しかし思ったより安いものだな。もっと300~400円ぐらいするものかと。
串打ちした「つくね」をフライパンで焼きます。
両面に軽く焼き色が付いたら、エバラ焼鳥のタレをフライパンに流し入れます。 タレには想像よりずっとトロミがあり、焼鳥屋や肉屋のタレとはずっと違うなと感じました。
また、タレというのは焦げやすいはずなのですが、フライパンの上のエバラ焼鳥のタレは、なかなか焦げる気配もなく、のんびりと調理していても全く焦げませんでした。
やはりプロユースではなく、一般向けに調整された焼鳥のタレといった雰囲気があります。
火にかけていても焦げないから、たっぷりと具材にタレを絡めることができるね!お父さん!
そうしてわたしは「つくね」を完成させることができました。
味は
味見をしてみましたが、甘みが強く、焼鳥のタレというよりは甘ダレといった雰囲気があり、醤油からさは控えめといった印象。 トロミが強くて具材によく絡むわけなので、この醤油からさが適正という感じなのかなと。 あと、レモンの酸味・香りを感じます。
これは焼鳥のタレというよりも、「ヤキトリ丼のアタマ」をつくるのに適正な味かなと感じました。
鶏肉とネギをフライパンで炒めて、ご飯に盛って食べる味というか、そこはやはりエバラ品質というか。
ホイコーローの鶏肉バージョン的に、鶏キャベツ炒めとかにもいいかもしれません。
めしに焼鳥のタレをかけて食うとうまい
めしに焼鳥のタレをかけて食うとうまい。そのままの意味です。 ヤキトリ丼の具無しバージョンを想像していただくと、いまわたしが食べているそれです。
めしに刻みのりを載せて、タレをかけて、ここで贅沢をしたい方は生卵も載せてしまいましょう。 卵黄のみでやると、本当に贅沢です。 ここに刻みねぎとかを載せると、食感にアクセントが出て、さらに贅沢で良いのではないでしょうか。
「肉があると、もっとうまいんだろうな」とかは思います。
調味料はだいたいうまい
世の中の調味料は本当にうまいので驚きます。
たとえば、「買ったことないブランドのソース買ったらめっちゃうまくて、毎日のようにソースに合う食べ物探して食ってる」とか、「処分品になってた麺スープのもと買ったらめっちゃうまくて、麺茹でて食べる機会が激増した」みたいな、いままでの食習慣さえ一変させてしまうような、そのような魅力があります。
調味料を賛美していきましょう。