silossowski

こんにちはシロソウスキー

学校は苦手だった

学校は苦手だった。

べつにいじめられていたとかでもないっていうか、おおらかな田舎だったので、むしろ救われていたと思うんだけど、人間とのコミュニケーションが苦手で、イジられると冗談わかんなくて本気で怒ってしまうし、じゃあ自分も人間をイジったりすればいいのか! と理解してイジると、今度は本気で怒られたりとかして、これは自分が匙加減わかんなくて言っていいことと悪いことの判断がつかないのもあると思うし、学級カースト低い自分にとって、可能ではないイジり加減とその対象みたいなのもあったと思うんだけど、それを判断できなかったということだろうし、そういうマウントはクソだな。お前らは一生マウント合戦やってろ。わたくしはわたくしの幕府を開く。

自分の思うままにやると怒られるし、思うままにやって怒られるのとかを全ツッパする度胸というか心臓もなくて、焼鳥屋に売ってあるハツみたいな心臓を搭載していたんだろうな。そして脳みそも鳥だな。焼鳥屋に鳥の脳みそが売られていないのは謎。中華料理屋向けにそれはそれで流通しているのかな。池袋で鳥の頭の串焼きを食べたぜ(精がついた)。

わたしはほんとうに勉強ができなくて、特にさんすう、さんすうだけはだめだニャ〜といった感じで、ダメだッ! 本当にだめなんですよ。英語もダメだったんだけど、それは英語教師のことがすごくキライで、かつて生徒の親と不倫をしたことで懲戒を受けたという中年の女の英語教師だったんだけど、あの存在に英語を習って点を取ることは恥だったので赤点を取りまくっており、そのままダメになったし、それは言い訳で英語が理解できなかったのだろうな。でも本当はそんなこと思ってなくて、「わたくしは抗議のために低得点を取った!」とL&G(円天)の社屋ビルの前で読み上げたい気分だ。

とにかく学校が苦手で、誰に迷惑をかけていなくても、自分の思うままにやると怒られるんですよね。同級生もしくは先生もしくは上級生もしくは下級生とかに。でも怒られるのキライだから、怒られないようにビクビクしていると、常に緊張があって、勉強にリソースを割けないな〜というのがある。

学校が勉強だけでなく社会を学び社会性を身につける場だというのはよく分かるし、自分自身も学校で得たかけがえのない社会性というのはあって、もしそのとき社会性を身に着けていなかったら、いろいろ終わっていたと思うのだけれど、しかしナチュラルボーンで社会をやっていける人間と比べると、勉強に使える残りステータスがないという感じで、つうか学校にいること自体が苦痛だった。

家は学校より比較的よかったけど、でも一人暮らしはじめたら、はじめて羽根を伸ばせたような開放感があり、世界は素晴らしい!とそのときはR.Kellyの声で、世界中のセックスしている最中に流すBGMとして、わたくしの声を届けたい心地だった。

家は自分の部屋がなかったからコンセントレートもできなかったし、ハウスダストすごくて常に鼻水がグスグスで、一年中花粉症みたいな状態で、本当にダメだった。

(以上までの内容で)申し上げたいことを要約すると、学校イヤだったな〜ということなのだけど、さいきんはその学校ぽさが社会に溢れ出してきていて、いや社会は元々学校ぽかったのだけど、インターネットも学校ぽくなってきていて、毎日ホームルームで声のでかいやつに怒られている心地なんだよな。

自分の思うままに振る舞うと怒られてしまって、これまでのインターネットでは、むしろ怒られるどころか気の合う仲間が見つかったりしたんだけど、最近はそれをやると怒られるし、学校にいる気分で、学校という社会はよほど転校するとか登校拒否するとかしない限り属する場所を変えられないけど、社会人になると、任意の居心地のいい場所に自由に飛び移れたりとかするはずだったのだけど、インターネットは1個の学校になってきていて、まあクラスごとに微妙に色が違って、それを自分の好きなクラスに行くことはできるのだけど、結局同じ学校の中にいる感じなんですよね。

芸能人とかがインターネットでもその御威光を発揮しているのを見ると、インターネットはテレビの一部か! クソが! と思ってしまって、みのもんたが瞬間で炎上していたのは心地いいことなんだけど、お前らはバカだからさ、芸能人がインターネットとかオタクカルチャーに理解あるふうに振る舞ったら神輿のように担ぐのだからとんでもないことですよ。ちょろいと思われているんじゃないでしょうか。ああ? みんなテレビ的な演出に乗るのが好きなんですね。わたしは嫌いです。

しかし、このように(かつての学校のクラス内でのそれのように)わたくしは排除の対象となって、インターネットにも居ることも許されなくなってきていて、いまの世の中、主要SNSにアカウント作れない状況って、ほぼ人権ないというか、いち私企業が提供するウェブサービスに排除されただけで大げさなと思うかもしれませんが、暴対法で銀行口座作れなかったり、あらゆる契約ができないやくざもこういう気分なのだろうか。と思うわけなんですよ。わたくしは懲役もしていないし前科もないのだけど、確実に排除されている。

生まれてきたことが間違いだった! と叫んで洞窟に駆け込んでみたら、そこには銀色の完全な球体がいくつも浮かんでおり、そして…