silossowski

こんにちはシロソウスキー

Twitter凍結に際して、総括

凍結したのが10/27 先週の土曜で、凍結から一週間経った。 とりあえず一段落したと言ってもいいし、むしろ3~4段落ぐらいしているような気もするが、ここで一旦ツイッター凍結について総括してみたいと思う。

今回の概要・流れ

凍結

凍結に気づいたのは10/27(土)のお昼過ぎぐらい、スマホから投稿しようとしたら失敗して、やり直しても失敗してを繰り返したので、まさかと思ったら凍結されていた。 凍結自体はさいきんずっと話題になっていたことだし、色々なユーザーの凍結に際して、「明日は我が身だ」と思っていたので、特段驚くことも狼狽えることもなかった。タイムラインも普通に更新されて流れていく。fav通知もふつうに来る。 新規投稿やfavRTができないだけで、機能制限版ツイッターとでもいうべき風情で、べつにこれでもいいんじゃね? みたいな気すらした。

しかしそこから2~3時間ぐらい経った頃に、タイムラインの更新が止まった。

「べつにこれでもいい」みたいな強がりを言ったものの、そうなるとやはり寂しさを感じる。 「ここで本当に終わりなのかな」という気持ち、数年前にツイッターを開始して、今日にいたるまでの色々な出来事を思い出した。 地元でブラック労働に従事して、休日もなく、同級生ら友人と会ったりする時間もなく、24時間365日仕事に縛られる日々。 そんな苦しく鬱屈とした日々を支えてくれたのは紛れもないツイッターで出会ったひとたちだったな、と思った。

異議申し立て

凍結された状態でログインすると、「異議申し立てはこちら」みたいなアラートが出るので、それに沿ってフォームから異議申し立てをする。 このときわたしは、「特に問題となる投稿をしたという認識はありませんが、もし問題があるようであれば投稿を削除しますので、ご指示願います」といったような手短な内容で送った。

異議申し立てを送るとすぐ、「このメールアドレスが有効なものか確認します。このメールに返信してください」という自動返信メールが来るので、それに対してさらに返信をし、当該メールアドレスが有効であることを証明する。 すると「異議申し立てを受け付けました」というメールが返ってきて、審査が始まるといった流れである。

異議申し立ての結果

上記の異議申し立ては10/28(土)に送ったものなのだけど、その審査結果は10/30(月)の15時過ぎ頃に返ってきて、結果としては「このアカウントは復元されません」というものだった。

「復元されません」とは読んで時のごとく復元されないということなので残念でしたみたいな感じなのだけど、 審査結果には「永久凍結」という文言はなく、そうなるとこれもまだ抗議の仕方によっては希望があるのだろうか? よくわからない。

しかし土曜にフォームから異議申し立てを送信して、その結果が月曜に返ってくるとは、ツイッター社の人たちが土日休みをとっていたからだろうか。たまたまかな? 時差は? やはりよくわからない。

それにしても、審査結果のメールが届く直前に、土曜の時点で止まっていたはずのタイムラインが一時的に更新された。 凍結に対する異議申し立ての審査というのは実は形式的なもので、たいして内容も見ずになされているのではないかという疑念もあったが、固まっていたタイムラインが一時的に更新されて、その後に結果が届いたところを見ると、一応投稿一覧を読んで審査っぽいものは行われているのだなあという感動があった。 それが人力なのか、機械的なものなのか、その両方なのかはやっぱりわからないのだけれど。

異議申し立てに関する注意点

異議申し立てをすると、上にも書いたように一時的にタイムラインが更新されるのだが、そのタイミングで所有している複数アカウントが一斉に「一時的に制限」の状態になる。

その制限を解除するには、ログイン時に電話番号を入力して、通話もしくはSMSでのPINコードの受取が必要になるのだけれど、電話番号は単一のアカウントにしか紐付けできないので、制限された複数アカウントを解除していくには、

  1. ログイン時に電話番号が要求されるので入力

  2. 入力した電話番号で受け取ったPINコードを入力してログイン

  3. ログイン後、[設定とプライバシー] > [モバイル] > [電話番号を削除]

  4. ログアウト

  5. 次のアカウントにログイン…(以下繰り返し)

といった感じで解除していく必要があってめんどくさい…、だけで済むと思ったら大間違いだ!(思慮が足りん!出直せ!)

これを繰り返していると、3個目ぐらいのアカウントで、「この電話番号は、他のアカウントに登録されています。」というエラーメッセージが出るようになり、それ以降は新しい電話番号を用意しないと制限が解除できなくなってしまうのだ。(確かに別のアカウントからは紐付いている電話番号を削除したはずなのに)

そういうわけで、わたしの管理しているbotアカウント、天使の仮面'97(@tenshinokamen)は制限状態のままとなっており、新しい電話番号を手に入れるか、もしくは1から作り直すかしないと稼働できなくなってしまいました。すんません。

ちなみにですが、わたしは仕事関連でつくって管理しているアカウントとか、あと開発用としてつくったアカウント(凍結されると困るので、あえて非アクティブで運用してた)、いぜん鬱状態がひどかったときのメンヘラアカウントとか、思いつきで作って放置しているアカウントとかもあって、いくつか複アカを持っていました。 幸い仕事のやつは救い出せたのだけど、あとは…。

なので、なんか重要ぽい複アカとか、あと企業のweb担当とかで、やむを得ず仕事関連のアカウントも管理している人とかは、凍結されたとき、そっちを優先的に解除していくといいと思う。

凍結の原因

たぶん問題になったのは男児の全裸写真を貼ったせいで、これは沢渡朔の写真作品で現在も流通している写真集にも収録されているもの。美術作品であることを主張して、改めて異議の申立てと長い反省文を送りつけることはできるのだけど、あまりそのようなモチベーションも湧かない。

ツイッターも表面上明言していないだけで、ゴルスタよろしく心のこもった反省文を書くと意外と通るのではと思ったりもするのだけど(あくまでわたしの推測というか印象です)、また複アカが制限されても困るし、次は電話番号認証ができないかもしれないし。そう考えるとね、反省文もね。

というかそもそも反省文書くモチベーションもないし、そこまでべつに凍結解除してほしいわけでもないって感じ。

ちなみに、別の凍結事由は考えられないか?という点については、まずわたしはリプライをあまりしないし、冗談でも人に死ねとか殺すとか言わないので、それではない。
(単独ツイートで、《ブチギレたドーナツ屋「殺すピークリームドーナツ」》というツイートはした)

JS裏垢にDM送ったような経験はない。DMで人に性行為の申込みもしてない。基本的に最低限の用事しかDMしない。

小児性愛者なので、それ関連で心無い人間から攻撃的なリプライとかはもらったことある。その節は、即SPAM報告させていただいた。 あと炎上経験もある。

しかしそれらはタイミング的に今回の件とはあまり関係がないような気がする。やはり写真が単一の原因だと思う。

懸念事項

OAuth認証している他サービスにもログインできなくなるんじゃないかと心配していたけど、それは現状ふつうにログインできるし、ふつうに使えている。

しかし、アカウント消したあと1ヶ月以内であれば復活が可能だけど、それ以上経過すると復活が不可になるみたいな事がある以上、凍結されたアカウントや制限アカウントも1ヶ月以上復帰しなければ消えてしまうのではないかという懸念がある。

そうなるとOAuth認証している諸サービスにも影響が出てしまう…。どうなんだろうか。

そして消えてしまうとなると、本当の死を迎えるようで寂しい思いもある。

「アカウント作り直さないのか?」について

シロソウスキーはこれでおしまいでいいんじゃないかという気がする。まだ今回の事態に際してから日数もそんなに経っていないし、また気が変わるかもしれないけど。 実際、一週間経ってみたら、ちょっと寂しくなったし。 あと、こうやってブログを書いても、それを告知する手段が無いんだ。誰かに気づいてもらってシェアしてもらう他方法がない。

*1

とはいえ、ここ最近はタイムラインを眺めていてもイライラしてしまうことが増えていたし、それでもTL見てしまったり、わざわざ書くほどでもない、どうでもいいことを多くツイートするようになってしまって、それなのに本当に書きたいことは炎上の可能性があるために書けなかったり、凍結を気にしてセーブしてしまったり、誰かフォロワーに気を遣って書きづらかったりして、思うままに書きたいことを書けないような状況になっていて、それはツイッター自体が大きくなって、ユーザーが増えて気を遣わければいけないことが多くなったのだから、しょうがないことなんだけど。

それに一時期はツイ廃度があまりにも高くなってしまっていて、しばらくはツイ禁もしくは低浮上というかたちで運用してみたり、とにかくツイッターとの付き合い方を変化させようとしている感じはあった。

その後、低浮上で運用しているときに炎上が発生して(この炎上について詳しく書く気はないのだけど)、それまで炎上らしい炎上を経験したことがなかったので、その時点でなんというか、「ツイッター全クリした!」という気持ちになった。全イベント制覇である。

気分としては全クリしていて、あとは王様と姫が待つお城に行けばエンディングとスタッフロールが始まるのだけど、まだフィールド上で自キャラを動かせるのでテキトーに動かして遊んでいたら、うっかりエンディングが始まるお城に足を踏み入れてしまって、自キャラの操作が不能になってスタッフロールが流れ始めたという感覚か。

もしくはもう色々どうでも良くなっていたので、半分自殺みたいな感じというか、わざわざ危ないことを深く考えたりせずやっていたような感もある。「死んだら死んだでいいか」みたいな。ダンスっちまった。今回の写真がそうなんだけど。やけっぱちだったのかも。

最近はニュースショー的な正義の皮を一枚かぶった野次馬、なんの生産性もなさそうな「男が」「女が」みたいな週刊誌のクソコーナーみたいな話題、ソーシャルマーケティング的な発信側とファンが渾然一体となった悪ノリ、芸能人を持ち上げるバラエティ的な茶番とか、わたしの嫌いなものがあまりに多くて厳しくなっていた。

しかし実際ツイッターが凍結されると、ツイッターでフォローやフォロワーがn人いたり、リプライのやり取りしてたりみたいなところが唯一の社会との結びつきであり承認であったというか、それ以外に自分が人間として承認されるものが特に無いので、見渡す限りの荒野に一人置き去りにされた気持ちというか、誰も頼ったり声をかけて元気づけあったりする人ってツイッターでつながりのある人たち以外本当にいないんだなと愕然としますね。ちょっと言いすぎでしょうか(反語)。

ポストツイッターについて

わたしは技術的なことはいまいちわからないので、トーシロの1ユーザーとして述べるけど、ツイッターは良くも悪くもでかい企業がやっているので、気楽に好き勝手書けるというのは確かにある。

分散SNSだと、どうしても鯖管の顔が見えてしまうので、あまり行儀の良くない振る舞いはできないし、また鯖管が嫌うような話題を避ける傾向になる。

これはサイゼとかチェーン店だとドリンクバーで粘っていても、そんなに罪悪感なく過ごせるんだけど、個人のやっている喫茶やレストランとかだと、やはり店主に気を遣って長居しすぎないようにしたり、ドリンクを追加注文したりするようになるような、そんな感覚だと思う。

それを踏まえたうえでも、マイクロブログ的なサービスがツイッターのほぼ独占状態となっているのは、危険というか不自由なことだと思う。分散SNSなら1つのインスタンスから追い出されても、他のインスタンスにいけるわけだし。

でもツイッターがなかったら…

とはいえツイッターがなければ、自分はきっと死んでいたことだろうと思う。 地元でギリギリになっているときに支えてくれたのもツイッターで出会った仲間たちだったし、仕事辞めて東京出てくるときにアドバイスしてくれたり、心の支えになってくれたのもやはりツイッターのみんなだった。柄にもないけど、素直に感謝している。

ツイッターで出会ったみんなはもとより、ツイッターにも、インターネットにも。

いい機会だし感謝を伝えました。死んだら伝えられないし、今のうちに。

さて、じゃあもうツイッターから離れるのかというと、自分自身一応webでめしを食っているので、そういう職種にあってツイッターアカウントを持っていないというのは、何かと不都合が生ずるだろう。なのでもうちょっとして気持ちになったらやはりアカウントを作りなおす…かもしれない。わからないけど。

(まあでも、いまからシロソウスキーを作りなおしても、きっと以前ほどは影響力は持てないんだろうな。元気だった老人が家の中の段差でつまづいて転んでちょっとケガをしてしまって短期間入院したりしたのをきっかけに、ひどく弱って衰えてしまうような感じというか。そもそもそんなことを気にするほどのパワーのあるアカウントでもなかったのだけども)

ていうかそもそもアカウント作り直せるのか? また電話番号認証が必要だったり、IPで弾かれたりするんじゃないのか? という心配も尽きないけど、とりあえずはこんな感じです。

また作り直したりしたときは、きっとまたそのときはね、よろしくね。

年表

  • 2010年08月07日(土) アカウント作成
  • 2011年06月20日(月) 心に残る話があった f:id:silossowski:20171106000926p:plain
  • 2012年11月03日(土) ネイキッドロフト魑魅魍魎の文化祭、交流が発生する
  • 2014年03月11日(火) 上京
  • 2014年03月12日(水) googleアカウント凍結
  • 2017年05月23日(水) YouTubeアカウント凍結
  • 2017年10月28日(土) Twitterアカウント凍結

総ツイート:105,991

*1:インターネットでこういうこと言うのは良くないというのはわかっていつつも、本心を言うと、色んな人がツイッターアカウントを凍結されることによって、みんながツイッターに愛想を尽かしてやめていって、さっさと廃れてくれればいいなと思っている。みんなでツイッターやめませんか、という気持ちが一番強い。もちろん現実的にはそうはいかないことはわかっているのだけれども。テレビタレントと、そのファンのためのSNSじゃねえか現状。インターネットの神様どうなのでしょうか