silossowski

こんにちはシロソウスキー

文フリ東京35 第二展示場【き-33】『半夏生の本4』出ます

こんにちは。 今年の文学フリマ東京35は2022/11/20(日)12:00〜17:00に開催されます。
半夏生の会は第二展示場【き-33】にいます。そして新刊の『半夏生の本4』が出ます。

半夏生の本4 頒価500円・50ページ

文フリは今年からナンバリングが「第○○回文学フリマ」から「文学フリマ○○」みたいなシンプルな形式になりました。
それと合わせたわけではないが、『半夏生の本』からも「vol.」が消えて、今回の書名は『半夏生の本4』。
シンプルな形式になりました。

これまでの同人誌の制作も毎回余裕がなかったが、今回もまた余裕がなかった。

短歌作品

今年の『半夏生の本』は短歌がいっぱい載っててお得。

  • おいしいピーマン「気になるところ」
  • おいしいピーマン「池上本門寺には力道山のお墓がある」
  • 品川佳織「ことばのような、こころのような」
  • 品川佳織「ふたりで林を」
  • 城下シロソウスキー「理性島」
  • シンジ・ピエール「何か簡単な短歌」
  • 玉野勇希「VOID_2」
  • 玉野勇希「ブルーアイズ」
  • Yuki Tedorigawa「Examination」
  • 手取川由紀「テスト」
  • 特上あいう「私が見ていない時に来るUFO」
  • 平出奔「遊具」
  • 三澤皐月「シンプルライフ

表紙絵:なめかた

今年は会員作品が中心となりますが、三澤皐月さんのご紹介でシンジ・ピエールさんにゲスト参加いただきました。 カナダご出身で日本在住、日本語も完璧らしいんだけど、短歌を作るのはまた別のパラメーターが必要な感じとのことで、チャレンジという感じで、4首お寄せいただきました。
作品ははじめて見たときなかなか刺激的で、こんな感じになるのか! という発見がありました。

あとは、おなじみの面々なんで、好きな作者の作品を楽しんでいただければと思う。
そして、新たに好きな歌を発見していただければと思う。
各会員みんなそれぞれに意欲的な作品を寄せてくれたと思う。

文章

  • 城下シロソウスキー「Jという人物がいれば、そこに何らかの憧憬が託される、という岡井隆『鉄の蜜蜂』レビュー」

今回は文章わたししか載せてない。
岡井隆で書こう」と決めてから、思った以上に書けなかったというか、それは岡井隆が難しいという問題もあろうが、転職してまだ慣れていない職場にいくたびに脳内が上書きされて、せっかく読んだ岡井隆が消えてしまうを繰り返していた感覚があったからというのもある。
「書けない!」をやってるあいだに、濱松哲朗さんが同人誌『きりとりせん』に載せるという「岡井隆論を書けなかった話」という文章の告知が回ってきて、無意味に安心していたが、全然安心する局面ではないし、自分と濱松さんとでは、論ずる内容のレイヤーというか深度がぜんぜん違うだろと思う。

今回は、初めて岡井隆を読んだ自分が、アホの感想を述べながら、でも「岡井隆面白かったぞ。みんなも読め」を言っている感じの内容になっており、岡井隆興味あるけどハードルを感じて読んでない人とか、あとはあまり短歌知らない人が、「ちょっと面白そうだな。読んでみるか」とか思ってくれたりしたらうれしいと思いつつ書いた。

ちなみに、なんとか入稿〆切に間に合わせることはできたが、じっくり読み直したり寝かしたりする時間は取れなかったし、今回の「Jという人物がいれば、そこに何らかの憧憬が託される、という岡井隆『鉄の蜜蜂』レビュー」というタイトルも、仮題としてつけた状態で、目次や表紙を作ったりして、その後入稿〆切直前に文章を完成させたのだけど、タイトルをつけなおしたり、目次や表紙の表記を差し替えるような余裕がなくて、そのままの仮題のままで出したみたいな流れがありますので、思ったより「Jという人物がいれば、そこに何らかの憧憬が託される、という岡井隆『鉄の蜜蜂』レビュー」ではないかもしれないが、その場合はすまん。

そして

今回はページ数が去年の『vol.3』から10ページ減ったのだけど、値段は変わらず500円にしておきます。
そもそも印刷所が値上げしており、去年から10ページ減ったのに、印刷費がほぼ変わらんといったところで、頒価は500円にしたが、ほかの出店者を見ると、もっと多いページ数で500円とか400円とかだったりして、もっと安くすべきなのか…。と思いつつ、とりあえず今回は500円でいこうと思う。

そんな感じで、本誌あとがきもかなり弱気で、この時点では入稿や製本ミスって刷り上がらなくなることを全然想定していたので、なんとも後ろむきなテンションではあるが、ここはスルーしていただき、楽しんで読んでいただければと思う。

そして今回の表紙はなめかたさん(@namekata_inumo2)にお願いした。
去年の12月に東京オペラシティであった和田誠展見に行ってるときに、急に「次はなめかたさんに絵の提供依頼しよう」と思ったのだった。 なので、一年ぐらい前にもう決めてたということです。

twitter.com

行き方

今年の文フリは、例年の東京流通センター【第一展示場】に加え、【第二展示場Eホール】も会場となります。
半夏生の会は【第二展示場Eホール】き-33 に配置されました。
第一展示場と第二展示場では、そもそも入り口が違ったりするらしいので、ご注意ください。

イベント詳細:https://bunfree.net/event/tokyo35/
webカタログ:https://c.bunfree.net/e/95U
会場アクセス:https://bunfree.net/access/tokyo-trc12e/

文学フリマ東京35 
日時 2022年11月20日(日) 12:00〜17:00
会場 東京流通センター 第二展示場Eホール
スペース き-33 半夏生の会
アクセス 東京モノレール「流通センター」駅徒歩1分
入場無料

ではよろしく。

2021/11/23開催 - 第三十三回文フリ東京【セ-18】「半夏生の会」で出ます

2021/11/23(火・祝)開催の第三十三回文学フリマ東京に「半夏生の会」として出ます。

今年の『半夏生の本』は、短歌がいっぱい載っててお得。

半夏生の本 vol.3表紙
半夏生の本 vol.3 頒価500円・60ページ

短歌作品

作者ごとに、それぞれ7首~50首の短歌が載っています。

執筆陣・掲載作品です。

  • 井ノ岡拓 「未のフーガ」
  • おいしいピーマン 「回る意識」
  • 酵母手取川由紀) 「submission」
  • 品川佳織 「続編」
  • 城下シロソウスキー 「概念橋」
  • 玉野勇希 「銀色と炭酸水」
  • 戸似田一郎 「さよならサンデー」
  • 八号坂唯一 「杪冬」
  • 三澤皐月 「夜のペリカン
  • ラブテスター 「月に帰りたい」
  • 特上あいう 「Walhalla」

今回の寄稿は井ノ岡拓さんと、八号坂唯一さんにお願いしました。

井ノ岡さんには、第一回笹井賞候補作品「未のフーガ」50首をご寄稿いただきました。ずっと読みたかったんですよね。
八号坂さんは、野性歌壇の常連の方で、いつも一首単位で作品を拝見していたのだけど、今回7首連作をご寄稿いただきました。

文章

  • 小説・月のない街/ラブテスター
  • エッセイ・しつこい人/品川佳織
  • ブックレビュー・御殿山みなみ『モモモノローグ』/戸似田一郎
  • レポート・野性歌壇まとめ/城下シロソウスキー

今回は、テーマとか内容を限定せず、文章を募ってみた感じで、ラブテスターさんはふだん軸足を置いている小説を、品川さんには短歌投稿に関するエッセイを、とにーさんには前回と同じく、Tumblrに掲載している記事を再編するかたちでブックレビューを、わたしシロソウスキーは全50回開催の野性歌壇を全部読んで書いてみました。
多分ぜんぶおもしろいのでオススメです。

表紙のイラストは、豊井さんです。ドット絵です。
ちょうど先日、インタビュー記事が話題になったのでみんな知ってるかもだけど、アクリルパネルが販売中で、きれいなのでオススメです。ぜひ見てみてください。
半夏生の本 vol.3』の表紙に使用させていただいた図案のものもあります。
アクリルパネル販売→https://1041uuu.myshopify.com/

詳細

第三十三回文学フリマ東京 
日時 2021年11月23日(火・祝) 12:00〜17:00
会場 東京流通センター 第一展示場
スペース セ-18 半夏生の会
アクセス 東京モノレール「流通センター」駅徒歩1分

スペースは【セ-18】。 忘れたら公式カタログの半夏生の会のページ見てください。
https://c.bunfree.net/c/tokyo33/h1/%E3%82%BB/18

会場は去年一昨年と同じ、東京モノレール「流通センター」駅下車ですね。去年一昨年来た人は思い出しつつ来てください。

注意点

コロナ下での開催ということで、いくつか注意点があります。

  • マスク着用必須です。
  • 事前にスマホCOCOA入れておく必要あります(入場時にチェックがあります)。
  • 入場時、非接触型体温計で検温を実施します。
  • 上記のチェックをパスすると、入場証シールが渡されますので、胸の位置に貼付してください(再入場時のチェックが不要となります)。
  • 見本誌・チラシコーナーはありません。
  • 冊子版カタログ配布はありません。Webカタログをご利用ください。

入場時は、それなりに時間がかかると思います。
余裕を持ってお越しくださいね。

リンク

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いちおう、文フリ後には通販でも出すつもりなので(今年もいっぱい刷りました…)、ご無理のない範囲でご来場くださいませね。
待ってます。

ライブリスニング機能は補聴器代わりになるのか?

 iPhoneには聴覚補助機能として「ライブリスニング」という機能が搭載されています。

 AirPodsシリーズやPowerbeats Proといったイヤフォンと、iPhoneを組み合わせることで使用できる機能で、要するにiPhoneのマイクで拾った音声をイヤホンに届けてくれる機能です。

 この機能について解説する記事等は見られるものの、実際に難聴者がレビューしているものは見つけられなかったというか、あるはあるんだけど、実際に使い比べずに、コタツ記事的に語っているに過ぎないっぽい内容のものが目について、あまり参考にならないどころか、判断を歪めてしまうように思えたので、自分の感じたことを書こうと思った次第です。

書いている人間について

 30代です。

 難聴は「中程度」と呼ばれるもので、補聴器等着用していなくても日常生活は送れるものの、加齢とともに、言葉の聞き分けが難しくなってくるため、早期の補聴器使用を推奨されたりするレベルのものです。

 だいたい90代の人と同水準ぐらいの聴力らしいですが、90代の祖母より自分は耳が遠いので、健聴の老人よりは聞こえてないレベルのようです。

 補聴器は購入検討中であり、1~2ヶ月程度試用経験はありますが、ふだんから着用しているわけではないです。

 難聴は、幼少時の中耳炎に起因するもので、物心ついたときにはすでに耳が遠かったので、ふだんの生活で困ることが無いわけじゃないけど、まあこんなもんだろうという感じで生活しています。

 日常生活で困ることは、会議やオフィス内での会話など少し距離を挟んだ際に、相手の喋っている内容がわからなくなる。路上で後ろから近づいてくる自転車に気づけない。騒々しい場所では、対面でも相手の喋っている内容が聞き取りづらい。あとは戸で隔ててあるサーバールームで鳴っている警告音に気づけなかったとかもありました。

補聴器について

 補聴器はピンキリではあるけど、まともなメーカーのエントリー~ミッドクラスぐらいの商品で、両耳価格50万円前後です。

 補聴器は高音~低音のあらゆる音を、ユーザーの聞こえづらいレンジの音だけ選びつつ、また風音とか突発的な音とかをカットしつつ耳に届けるためのマシンで、要するに超高機能な精密機器です。

 「指先サイズのミキサールーム」みたいな表現も聞いたことあります。なるほど。

 補聴器屋さんは、ユーザーの聴力を検査しつつ、定期的にその音の具合をチューニングしていくので、そういうアフターサービスが必須のものなんですな。

ライブリスニングについて

 冒頭で書いたことの繰り返しとなりますが、ライブリスニングは、iPhoneに搭載されている聴覚補助機能で、AirPodsなど対応イヤフォンを持っていれば使えます。

 補聴器は本体で音を拾いつつ本体で音を出しますが、ライブリスニングでは、iPhoneで音を拾いつつ、AirPodsで音を出します。

 補聴器のような音域による調整はなく、全部の音がでかくなるイメージです。補聴器というより、集音器ですね。

 音はモノラルになるので、指向性はない感じです。

使い比べてどうなのか

 個人的には、ライブリスニングを補聴器代わりにするのは難しいと思いました。

 まずiPhoneのマイクが、あまり集音能力が高くなくて、遠くにいる人の声とかはあまり拾わないというのがあり、ライブリスニング使わなくても聞こえる近くの人の声ばかり大きくなり、逆に聞こえづらい遠くの人の声はiPhoneもあまり拾わないため、あんまし意味ないという感じがありました。無いよりは幾分マシかもしれないですが。

 「無いより幾分マシ」なのに、なぜ「使えない」かというと、Bluetoothの仕様なのか、音が若干遅延するため、自分の声が遅延して耳に届いて、エコーのような状態になり、まともに喋れなくなるからです。

 zoomやdiscordとかのweb会議で、自分の声がエコーして喋りづらかった経験って、体験したことある人も少なくないと思いますが、あれです。

 自分が喋るときに、いちいちAirPodsを外すか、ライブリスニングをOFFにする必要があり、単に「聞くだけ」の場合はいいかもしれないのだけど、自分が発言する機会のある場面では使用に堪えない感じなんですよね。

まとめ

 ライブリスニングは、あくまで「補助機能」であると思います。機会によっては使える場面は全然あるとは思うけど、補聴器の代わりとかではない感じ。

 補聴器よりも、比較されるのは単機能の集音器とかのほうで、集音力とか実用性も、単機能の集音器のほうが高いかもしれない。という感じです。

 とはいえ補聴器は、両耳で50万円程度するわりに、実は耐用年数5年(!)とかで、正直、お金持ちだったり、補助金対象となる高程度難聴の人しか運用していけないってのはあるんですよね。

 ググった感じだと、「補助金を使えば、より高機能な補聴器のほうが安く買える」みたいな、補助金受けられる人間がそもそも限られてるんだよクソが。みたいな意見とか、あとは「補聴器よりいいかも!」みたいな、いいわけねえだろクソが。みたいな意見とかが見られて、そういうのしかインターネット上にないの良くないな~と思って書いた次第です。

 ライブリスニング機能目的で買ったAirPods Proですが、(特にこのコロナ流行下において)zoomやdiscordを使用したオンライン歌会で便利に使わせてもらってますので、それはそれで、めでたし めでたし。

Apple公式のFAQは以下より。

AirPods、AirPods Pro、AirPods Max、Powerbeats Pro でライブリスニングを使う - Apple サポート (日本)

第三十一回文フリ東京【セ-21】「半夏生の会」で出ます

2020/11/22(日)開催の第三十一回文学フリマ東京に「半夏生の会」として出ます。

いい本になりました。

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半夏生の本 vol.2 頒価500円・60ページ

短歌×エッセイ

今回は特集「短歌×エッセイ」ということで、それぞれ短歌5首とエッセイを書いてもらいました。

執筆陣です。

  • おいしいピーマン
    第62回短歌研究新人賞で佳作に入りました。すごいことです。
  • 酵母
    またの名を手取川由紀。ネットプリントdectetにご参加されています。(New!→) 第三回笹井宏之賞にて選考委員賞・野口あや子賞を受賞されました。おめでとうございます。
  • 城下シロソウスキー
    第二回笹井宏之賞最終候補。
  • 特上あいう
    大阪の人です。元気な人です。
  • 戸似田一郎
    短歌結社「短歌人会」所属。今年のとにーさんは、ガチです。
  • 平出奔
    第63回短歌研究新人賞を「Victim」30首で受賞されました。だいぶすごいことです。
  • 三澤皐月
    ガルマン歌会のときに知り合って参加していただきました。良いです。
  • ラブテスター
    小説の人です。カクヨムで読めます。
  • 綿芝イオ
    今年短歌はじめられて、とにーさんからの紹介で、半夏生の会に参加していただきました。

そして今年はですね、ゲストにも参加していただきました。

  • 雨月茄子春
    雨月さんです。野性歌壇や新聞歌壇によく載ってますね。ていうか、いろんなところに載ってますね。(New!→) 第8回現代短歌社賞 予選通過。
  • 品川佳織
    野性歌壇の常連でもあり、第二回石井僚一賞 最終候補でもあります。
  • 八重樫拓也
    第一回笹井宏之賞にて、「墓を蹴る」50首で、野口あや子賞を受賞されています。

読みたくなってきたでしょう。まだあります。

座談会「短歌を続けてちょっと経った現在について」

「短歌を続けてちょっと経った現在について」というテーマで座談会を行いました。
3時間ぐらい話してやってみたけど、めちゃくちゃテープ起こし大変だったし、ページ数多くなりました。
読むのにも気合いがいると思います。

ブックレビュー

  • 荻原裕幸『デジタルビスケット』
    「盆地と渓谷スペシャル」より
    /戸似田一郎
  • 山下翔『温泉』
    ここが歌会ではないのをいいことに、自分の話をし続ける
    /城下シロソウスキー

表紙のイラストは、ハサミヤさんです。良い絵ですね。
文フリの前日、2020/11/21(土)に高円寺でハサミヤさんの個展が開催されますので、そちらも行ってください。

個展に行くと、さらに文フリが楽しめる。文フリに行くと、さらに個展が思い出深いものになる。という、キクマサ・メソッドを採用しておりますので、ぜひ行ってみてください。

詳細

第三十一回文学フリマ東京 
日時 2020年11月22日(日) 12:00〜17:00
会場 東京流通センター 第一展示場
スペース セ-21 半夏生の会
アクセス 東京モノレール「流通センター」駅徒歩1分

スペースは【セ-21】。「センチュリー21(トゥエニーワン)」と覚えてください。
忘れたら公式カタログの半夏生の会のページ見てください。
https://c.bunfree.net/p/tokyo31/19867

会場は去年と同じ、東京モノレール「流通センター」駅下車ですね。去年来た人は思い出しつつ来てください。

変更点

今年はコロナ下での開催ということで、いくつか変更点があります。

  • 開場時間が通常よりも1時間遅い12時からとなります。
  • マスク着用必須です。
  • 事前にスマホCOCOA入れておく必要あります(入場時にチェックがあります)。
  • 入場時体温スクリーニング・検温が必須となります。
  • 上記のチェックをパスすると、入場証が渡されますので、胸の位置に貼付してください(再入場時のチェックが不要となります)。
  • 見本誌・チラシコーナーはありません。
  • カタログ配布はありません。Webカタログをご利用ください。

入場時は、スタッフによるチェックあると思うので、それなりに時間がかかると思います。
余裕を持ってお越しくださいね。

あ、あと当ブースでも、感染対策を行って消毒したりとか、あんまりツバとか飛散しないように対策するので、本をお渡しする速度がちょっと遅くなったりしても許してください。

リンク

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じゃあよろしく。

タピオカ

タピオカをはじめて飲みました。

「はじめて」というのは嘘で、学生時代、大学行事関連のお手伝い終わりに、大学職員の人からイオン熱田ショッピングセンターに入っているタピオカミルクティー屋で奢ってもらったので、その時以来で、13年ぶりぐらいとかなので、言ってみれば昨今のタピオカブームが始まってからははじめて飲む。といった感じでありまして、これは「はじめて」って言ってもいいんじゃなかろうか。もっと言うと、ナタデココとかと同時に流行ったタイミングでも飲んだことはある。ポッカ食品から出てた缶のタピオカミルクみたいなやつ。小学生のときとかに。

タピオカ、流行ってますよね〜。流行っているので、いろんなところにタピオカ屋はあって、住んでいる家の最寄駅の前にもタピオカ屋はあって、いつもよく繁盛しています。学校帰りの中高生たちがたくさんいて、「この土地にこんなたくさんの中高生が居ったとは」という驚きがありました。中高生がいっぱいになっていても、ゲーセンでたむろするヤンキーとか、コンビニでたむろする腰パンの男子中学生みたいな近寄り難さが出ないのは、東京の美点、もしくはタピオカ屋の美点であろうと思います。

でも、それでも何となく入ってみる気にはなれずにいました。タピオカ、どうせ飲むのなら、非日常の場面というか、もっと楽しい状況で飲みたかったんですよ。観光とか、なんかみんなでプリクラ撮る気分の時とか。あと動物園行ったときとか。そういう楽しい状況下で飲みたい。家の近所は日常すぎる。

仕事場の近くにもタピオカ屋はあるし、こちらも有名店なようで繁盛しているんだけど、やはり仕事の合間に飲むタピオカミルクティーはちがうと思う。もっと美味しく飲めるタイミングがあると思う。いつも出勤時にタピオカ屋の様子を見るし、何度も飲みそうになったけど、やっぱり大事にしたいよね。はじめてタピオカを飲むときっていうのをよ。

「年内には飲もう」って、相棒と言い合っていたのだけど、もう師走だし、そろそろ飲まないとまずいな、もう年内終わっちゃうな。と思ったので、できるだけ観光の感じ、楽しい感じのある場所として浅草だと思いましたので、浅草に行きました。

その日はどうも、空の具合が悪くて、ずっと薄暗かったのだけど、ちょうど浅草に着いたタイミングぐらいで雨が降りはじめた。その日は革ジャンの気分だったので、革ジャンを着てきたし、雨も降ることは予想できていたので、折り畳み傘を開いたのだけど、なかなか雨量が増えてくる。わりとマジで降ってきた。革ジャン濡れまくりの刑。

まずは浅草神社に行き、(この日奉納演奏を行っていた)東京大衆歌謡楽団の演奏を傘をさしながら聴いて、浅草神社にお参りして、浅草寺にもお参りして、仲見世も通って、雷門も見て、ホッピーストリートを通り抜け、芸人の手形を見て、物産館を見たりした頃には、すっかり日は落ち、足元は雨でけっこう濡れてグシャグシャ気味になっていたけれど、申し分のない浅草観光だ。雨が降っていてめちゃくちゃ寒いし足元がグシャグシャなのを除けば。

じゃあそろそろ……、とタピオカミルクティー屋へと向かう。雨の中を。

浅草にはたくさんタピオカミルクティー屋はあるみたいだけど、やはりここは最も信頼できる有名店にしよう。ゴンチャは聞いたことがあるからゴンチャだ。ゴンチャへと向かう。「あ、あれじゃないですか」ゴンチャがあった。ガラスのドアを開けると、わりと狭い店に2つの注文カウンターがあって、自分たち以外に誰も客はいなかった。一応は日曜日であるのに、待つことなく買えるものなのだな。と思った。注文カウンターでメニューを見るけれど、どれがいいのかわからない。ミルクティーだけでもいろんな種類があり、説明のついているものも、ついていないものもある。「タロミルクティー」って何なの?(←これいま改めてゴンチャの公式サイトのメニュー見たけど、やっぱ説明がなくて何なのかわからなかった)わかんないのでフリーズしていると、店員さんが「おすすめはこちらのブラックミルクティーです」と助け舟を出してくれたので、じゃあそれで、と言う。

「サイズをお選びください」Sで。「甘さはいかがしますか」ふつうで。「氷の量はいかがしますか」(寒いし「氷無し」にしようと思ったら、氷無しは有料オプションになるんだな)少なめで。「トッピングをお選びください。トッピングの一番人気は、こちらのパールタピオカになります」(えっ!タピオカって追加有料トッピング扱いなの!? まじかよ)じゃ、タピオカで。

で、少し待つと、受け渡しカウンターから、タピオカミルクティーが出てくる。「ストローお挿ししますか?」はい。パコォッと挿さる。勢いよく挿したストローのへんからミルクティーが少しこぼれた。このストロー挿しの技術にも何年もの修行が必要なのであろう。ストロー挿し職人の手にかかると、まったくこぼしたりせずに挿せるのであろうな。なんちって。へへ。

タピオカミルクティーはおいしかった。思ったより甘さ控えめな感じだった。相棒はホットタピオカミルクティーを注文していて、こちらもストロー刺して飲むタイプだったのだけど、ホットをストローで飲むの普通にこわいな。おいしいけど寒かったです。飲むにつれて体温が奪われていった。

つぎは家の近所、もしくは仕事場近くのタピオカミルクティーも飲んでみたいものですな! ワハハ!

このあと、神谷バーに行って、電気ブランを飲み、チーズサラダとメンチカツとサンドイッチを食べました。とてもおいしいし、しかも安い。混雑してワイワイしている店内の雰囲気や調度品、店員さんの制服や、食券を切る挙動に至るまで昭和という感じで、タイムスリップ感があった。みんなも浅草に行ったときは神谷バーに行って電気ブラン飲むといいと思う。こんどはナポリタンも食べてみたい。

以上、神谷バーでした。

第二九回文学フリマ東京に出ます

2019年11月24日(日)に開催される第二九回文学フリマ東京に、半夏生の会として出店します。

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半夏生の本

半夏生の会メンバーから募った連作、一首評が載っており、おまけ的に座談のコーナーもあります。

そもそも半夏生の会は、なにをやっている集まりなのかというと、月に一度オンラインで歌会を開催して、短歌を学んでいこうという感じに運営されています。たまにオフラインでの歌会、読書会や吟行なんかもやることがあります。

今回は、会として初めて本を出すことになりました。初めての同人誌づくり・出店というところで拙い部分もあろうかと思いますが、いい本に仕上がったと思います。

執筆陣をご紹介しましょう。

  • Cinnamon6
    Cinnamon6さんのイラストを見たことあるという人も多いのではないでしょうか。実はこの会にご参加いただいています。
  • おいしいピーマン
    短歌研究新人賞で佳作に輝いた、当会期待の星です。
  • クジラータ
    YAYAKA NETWORKなどを開発している技術者/宗教者です。もともと現代詩などに親しんでいるらしいですが、すごくいい歌を作ります。
  • 鯨井蛍
    旧Dr.エスペランザ。初期から関わっているメンバーで、今回の同人誌制作ではPMとして立ち回ってもらいました。
  • くろも
    半夏生の会一周年式典にご参加いただき、それをきっかけに短歌を始められました。
  • シロソウスキー
    わたしです。
  • 遠野睦/あまなつ通り商店会
    わたしと一緒にこの会を立ち上げた創立メンバーです。しょぼい喫茶店でのイベントや、noteなど精力的に活動しています。
  • 戸塚こだま
    「ニコチューウィッチーけむり」「人肉検索もみじ」やゲーム開発など、言わずと知れた同人漫画家です。
  • 戸似田一郎/とにー
    とにーさんです。野性歌壇に本名でちょこちょこ載っていたのですが、今月号やっとペンネームで掲載されました。
  • ポンチャックマスター後藤
    バンドマンであり、小説や散文などをカクヨムなどで公開しています。元声優である経歴を生かした描写に迫力があります。
  • ラブテスター
    もともと小説をやっている方なのですが、会にご参加いただき、短歌を野性歌壇に投稿したら載りまくっています。

装丁デザインや題字はけむほこさんにお願いしました。ティアズマガジンの表紙やら、コミティア関連でお忙しいなか制作いただき、ほんとうにありがとうございます。

いずれも半夏生の会にご参加いただいている方々ですが、短歌をメインでやっている人はもちろん、絵をメインにしている人、小説や散文をメインにしている人など、多彩な顔ぶれになったと思います。

詳細

半夏生の本』半夏生の会
予価:500円

第二十九回文学フリマ東京 
日時 2019年11月24日(日) 11:00〜17:00
会場 東京流通センター 第一展示場
スペース ツ-29 半夏生の会
アクセス 東京モノレール「流通センター」駅徒歩1分

※公共交通機関でのアクセスは東京モノレール、もしくはバスとなります。
(他社線でのアクセスはありません)

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リンク

今回の文学フリマは過去最高の参加者数であるということで、少しカタログを見ただけでも、本当に魅力的なサークル・作品がたくさんです。

しかも、文学フリマへの入場は無料です。

ぜひ来場してみてはいかがでしょうか。

日記 2019/09/14〜16

日記を急に書きたくなったので、日記を書くことにする。
日記を書いたからといって、これを続けていくつもりはない。
気まぐれで書くだけです。

2019/09/14(土) 赤羽で遊びましょうという話になった。

赤羽というから、お昼からみんなで飲んでベロンベロンになりたいのかな? とおもって、いろいろと飲酒スポットをググってみたけど、それだけじゃなくて、板橋区にある10円ゲーム博物館というところにも行くという話だった。

三人で待ち合わせをしたら、一人がダイナミックに遅刻して、とりあえず三人揃うまでふたりでぶらぶらしましょう。みたいになり、公園の遊具で遊んだり、コモディイイダ(スーパーです)で飲み物を買ったり、サイダー味の飴をなめたりして時間を過ごしたのですが、周囲をぶらぶら歩いてみると、年季の入った感じの工場や、エスビー食品のスパイスセンター(という施設があったんです。研究開発施設なのかな)があったり、板橋区はものづくりで町おこしなのだなあと思いました。

あと神社ではお祭りがやっており、そんなでかい神社でもないのに小規模ながら能楽堂があり、そこで神楽が披露されていて、すごいなあと思いました。

そうこうして一時間半が経ち、いよいよ時間が潰れなくなってきたぞと思って困りつつ缶コーヒー飲んでたら、残りの一人がやってきて、10円ゲーム博物館へと入ることになりました。

10円ゲーム博物館というのは板橋本町駅から少し歩いた商店街の中にあり、入場料200円かかるのだけど、それと引き換えにメダルゲーム用のメダルを10枚もらえて、それでなんか温泉旅館のゲームコーナーや、ダイエーの二階とかに置いてありそうなレトロなゲームがプレイできます。

そして、そのメダルゲームとは別に、10円でプレイできるゲーム筐体もあって、そっちのほうがむしろメインぽくて、なんか新幹線ゲームだとか、テニスだとか、猿の絵が描いてあるルーレットとかがプレイできて、なんか成功するとボキャーッ! って音を出しながらすごい勢いでゲーム筐体からプラスチックの板でできたあたり券みたいなのが吐き出されてびっくりしました。

あたり券は駄菓子と交換できるので、がんばってゲーム筐体にあたり券を吐き出させてくださいね。

そして赤羽に移動すると、いかにも酒飲みがいっぱいいる感じの戦後のマーケットの名残みたいな薄暗いアーケードを歩いて、おでんを食べました。おいしかったです。

そのおでん屋はなんか有名のやつらしくて、カップ酒を飲んで、残り1/3ぐらいの量になったところにおでんのだし汁と七味唐辛子を入れて「だし割り」という飲み物にグレードアップさせて飲むのが有名らしくて、これをわたしはやりました。おいしかったです。あと体が熱くなって汗だるまになりました。

思えばカクテルでもやはり、ウォッカコンソメスープを割って飲むレシピがあるのだし、そう考えるとなんというか、理に適っている飲み方なのかなあと思いました。ところでザンギエフ(スト2)の開発時の仮称は「ウォッカ・ゴルバスキー」だったと聞きます。

そのあとは、立ち飲み屋に行きました。
隣の席の女の人二人組に「女の人かと思った」といわれて若干気分がよくなる。

さらにカラオケ屋に行くのですが、初手で喉が潰れて声が出なくなったので、高い声とか要らない昭和歌謡ばかり歌いました。「ああ上野駅」や「赤いランプの終列車」を歌ったら、カラオケの画面にかつての都電や上野駅の様子が映し出されて、一緒にいた人が鉄オタだったので喜ばれました。よかったです。

2019/09/15(日) 古賀政男音楽博物館に行きました。

古賀政男音楽博物館代々木上原にある施設で、みんなが大きらいなJASRACの運営する施設でございます。

古賀政男音楽博物館JASRACの社屋や音楽ホールと併設されていて、とても立派で綺麗な建物です。「ああ、わたくしたちが納める著作権料がこのような立派な建物になるのだなあ」と思うと感慨深いものがあります。

入場料は540円となっており、こういった個人を顕彰する施設にしてはわりと高めの価格設定なのかな。と思いました。わたしたちが著作権料を納めるだけでは飽き足らず、540円取ってJASRACは運営されていくのであるな、と思うと感慨深いものがあります。

しかしながら540円を取っていることの納得できる立派な施設であり、数多くの音楽家(作曲家・作詞家・歌手など)のレリーフがたくさん飾られているホールに圧倒されます。ちなみに館内は基本的に撮影・録音禁止です。著作権に関してはやはり厳しいものがある。
(展示物に関して疑問が湧いたのでググったりしたら、検索結果にyoutubeが出て、ミスタップで動画が流れそうになり、けっこう焦った)

試聴コーナーでは、古賀政男が作曲した曲が網羅されており、様々な社歌を作っていることもわかってよかった。「キヤノン音頭」「トクホンサワヤカ音頭」「ニチバン音頭」「三菱音頭」「公明選挙音頭」など、やたら音頭が多いし、なんか音頭流行ってたのか!? と思ったけど、古賀政男三波春夫が歌う「東京五輪音頭」を作曲したというのがわかって、腑に落ちた。

しかしこういう音頭ばかり集めた盆踊りしてみたいな。と思いました。どうでしょうか。

そのあとはごはん食べて、クラフトビール屋でBREWDOG ゾンビケーキというかっこいい名前のビール飲んだらおいしかったのでよかった。

2019/09/16(月祝) デスクに向かって作業しようと思ったけど、

個人輸入したペニス増大サプリメントを出来心から3錠飲んだら、動悸と吐き気とのぼせが出て、なにもできなくなった。酩酊や風邪の発熱に似た症状が出る。ふつうに鼻水やくしゃみが止まらなくなることもある。

こういうサプリメントとかED改善薬飲むと、むしろ精神的には性欲から程遠い状態になる。好奇心みたいなものが湧いてたまに飲むのだけど、だいたい後悔することになるのですごい。

若者の間でブロンとかの市販薬ODが流行っているらしいけど、脱法ドラッグもないわけなのでそうなるかなあとは思う。でもブロンは流行ってるけどED改善薬が流行っていないところを見ると、やっぱ酩酊を得る方法としては全然良くないんだろうな。